「裏返し」をしてみました。

畳替えには大きく「新調(新畳)表替裏返し」の3種類があります。

新調(新畳)は、お部屋の寸法を測って新しい材料を使って畳を作ることです。
表替は、畳の表面(畳表、ござ)を新しいものに取り替えることです。
裏返しとは今お使いの畳の畳床と畳表はそのまま使用し、
畳表(ござ)だけをひっくり返して新しい縁を使って畳を作ることです。
※畳自体をひっくり返すことではありません。

裏返しの目安   畳の新調もしは表替えをしてから3年~5年くらいです。
裏返しの注意点
         1.畳の形によっては裏返しが出来ない場合がございます。
         2.畳に水などをこぼしていた場合は裏返した時に畳表(ゴザ)にシミが出ることがあります。
         3.畳表(ござ)が破れたり穴が開いている場合は裏返ししても直りません。

今回裏返しする畳は店内でお座り頂いたり、畳の引取・配達時にトラックの荷台に積みこむ畳の下に置いている畳です。
配達の帰りに雨が降ってきて畳が濡れたことが何度かあります。
裏返しする畳の畳表は当店価格表の「なごみ」です。

裏返しをする畳です。令和3年7月7日に表替しました。
畳縁を外しました。畳縁が付いていた部分は日焼けしていません。
畳表を裏返して畳床に縫い付けました左側が裏返す前の畳表、右側が裏返した後の畳表です。
新しい畳縁を縫い付けて完成です。畳表を新しく張り替えたように見えます。

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